サーキット走行会予備知識


走行マナー


サーキットと言えど、ルールは存在します。自分勝手に走っていては、他の走行車の迷惑になるばかりか事故を起こしかねません。(まあ、その前にコースから出されますけどね)以下に書き出してみました。
・ピットイン、アウトは必ずウインカーで合図する事。(アウトの時は指示してくれる場合もあり)

・ピットアウト後、1コーナーまではイン側を走る事。
 (ピットがアウト側にあるサーキットはアウト側を走るのですが、いずれも後続車への注意が必要)

・速い車が来たら、すぐに譲る(コーナー途中よりも直線で抜かせる方が安全)

・追い越しについては、追い越される者が左ウインカー、追い越す者が右ウインカーの確認後追い越す事
 (この際、追い越される者は減速する事)
 ※意思表示がとても大切です。手で合図する方法もあるのですが、ウインカーの方が確実でしょう。

・スピンしたら、ピットへ戻りましょう。
 (平常心を欠いているので、そのまま運転すると危険な為。落ち着いたらコースへ復帰しましょう)

・コース上では止まらない事。トラブルで止まってしまった場合は、救援が来るまで車から離れない事。

・クーリング走行中はハザードを灯け、アウト側を走行する事。
 ※クーリング走行・・・オイルやラジエター温度を下げる為に抑えて走る事。

・フラッグが出されたら、必ずそれに従う事。

・走行会はレースではありません。自分のペースで、決して無理をしないように走りましょう。
 ※車両を壊さないように。クローズドコースでは保険は効きません。


フラッグについて

本来、いろんなフラッグがあるのですが、走行会で使用されるのは5つぐらいだと思います。各フラッグの意味を書きます。(F1を見ている方なら、解かりますよね?)

  イエロー・フラッグ

   前方にスピンした車両等が有る為、注意して走行。この時追い越しは禁止。


  レッド・フラッグ

   前方にコースをふさぐ車、又はクラッシュした車が有る為、走行禁止(ピットへ戻る事)


  グリーン・フラッグ

   直前のフラグの制約解除。全開OK。


  ブラック・フラッグ

   特定の車両に対する警告。対象車両はピットインして確認を。


  チェッカー・フラッグ

   各ヒートの終了。徐行してピットへ戻ってください。